ドラゴン桜では子どもの勉強法だけでなく、親がどう行動すべきかも学べます。
ドラゴン桜で親の心得を学んだ私が、中学受験に挑む子どもの力を引き出し、成功に導いた3つの言葉を紹介します。

- NSD:伸びしろですね
- YDK:やればできる子
- KSD:謙虚にしておごらず、さらに努力を
順番にご説明します。
NSD:伸びしろですね
中学受験のゴールは入試本番で合格点を取ることです。
だから、それまでに行われるテストは全て練習試合だと私は考えていました。
練習試合だから失敗してもOK。できない問題があっても、本番に向けて課題が見つかるからウェルカム。むしろ、理解不足が早めにわかってラッキー。
という感じ。子どもにも繰り返しそう話していました。
子どもがテストで思うような点を取れなかったときは必ず「よかったやん。まだまだ伸びしろあるやん!まだまだ成長できるやん!」と言いました。
テストのたびに「伸びしろですね~」を繰り返していると、いつしか子どもも自ら「今回のテストはイマイチやったけど、伸びしろやね~」と言うようになっていました。
YDK:やればできる子
また、いい点が取れたときは「さすが!!○○(名前)は、やればできる子やねん」と褒めてました。
これも繰り返していると、入試本番が近づく頃には、子ども自ら「自分はやればできる子。これだけやってるんだから大丈夫」と思うようになっていきました。
そして、入試当日には「大丈夫と思う」と言って、試験会場に向かうまでになっていました。
KSD:謙虚にしておごらず、さらに努力を
テストでいい点が取れたときには、もうひとつ付け加えた言葉があります。それが「謙虚にしておごらず、さらに努力を」です。
「伸びしろですね~」のときはちょっとふざけてるぐらいの感じで明るく言ってましたが、このときはだいたい真顔で話しました。
「今回のテストでいい点が取れたのはこれまでの努力の結果。次またいい点が取れるかどうかは、ここからの努力次第。謙虚にしておごらず、さらに努力しなさい。」と。
もし、親が子どものテスト結果に一喜一憂すれば、子どもは親の顔色をうかがうようになり、怒られることやミスを恐れて次第に勉強がイヤになるかもしれません。
親がやるべきことは、テスト結果に関係なく、子どもが自分のことや自分の努力を肯定し、自信を持って入試本番に向けた努力を継続できるように導いてあげることだと私は思います。
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原作マンガも多数盛り込まれており、理解しやすいですよ。
「ドラゴン桜」の原作は大事なところをいつでも読み返せるように、全巻常備しておきたいですね。
私は中古で全巻セットを買いました。そして、子どもが手に取りやすいよう、本棚の目立つところに置いてます。
DVDボックスもあります。ガッキーのガングロ姿が懐かしい。
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