中学受験/勉強

【中学受験】父親の役割、珍しく妻に褒められた3つのこと

2020年11月23日

子どもが中学受験にチャレンジすると決めてからというもの、受験に対する考え方の違いから妻にはことあるたびに怒られてきた私ですが、珍しく褒められたことが3つだけあります

子どもと個別に話しながら、もっといろいろやってたけどなあと思いますが、妻の目線ではこの3つだそうです。

  1. 夏休み前に苦手分野の洗い出しと対策
  2. 過去問計画カレンダー作成
  3. 子どもの模試についていく

順番にご説明します。

夏休み前に苦手分野の洗い出しと対策

うちの子どもは算数と理科が得意ではなかったので、「6年生の夏休み期間中に算数と理科を伸ばそう!」ということで強化計画を私が作って取り組みました。

具体的には、それまでに塾で行われていたテスト結果を分析し、どういう問題で点数が取れていないかの傾向を把握。その上で、志望校の出題傾向に沿って(ここが大事!)、強化する分野の優先順位を付けました。そして、夏休み中に取り組む問題を塾の問題集からピックアップし、スケジュールに落とし込みました。

結果、子どもの努力の甲斐あって、夏休み明けのテストでは明確に点数が伸びました。受験後にふり返ったときも「あの夏の取り組みは大きかった」と子どもは言ってました。

過去問計画カレンダー作成

6年生の9月から過去問に取り組み始めましたが、どの学校の何年度何回目の問題をいつやるかを私が立案しました。

具体的には、2月の本命・第1志望/第2志望に予行演習で受ける1月の2校を加えた計4校、全21回分をどの順番でいつやるかを決め、学校別模試の日も含めてExcelで日程表を作りました。

各回ごとに明確にした目的も記入し、子どもが目的意識を持って「今日は何のために過去問をやるのか?」を理解してて取り組めるようにしました。

子どもの模試についていく

6年生になると、本番を見据えて私立中学を会場に使った模試が行われます。その模試には私がついていきました。子どもも私の方がよかったみたいです。

理由は、「①電車の乗り換えや道に迷わないので、精神的にも時間的にもゆとりを持って会場に着ける」「②道中で他愛も無い話しかしないので、リラックスして会場に入れる」「③終了後、会場から出てきたときに『どうだった?』と聞かない」の3点です。

ヨメさんに私が評価されていたのは「道に迷わない」ですが、子どもに評価されていたのは「『どうだった?』と聞かない」です。

そりゃそうですよね。テストなんてうまくいくときもあればそうじゃないときもあります。イマイチだったときに『どうだった?』と聞かれて「イマイチ」と言わされるのは、子どもにとっては百害あって一利無しです。子どもからネガティブな言葉を引き出す誘導は絶対やめた方がいいです。

親は「おつかれさん!」とだけ言っておけばいいと思います。

ただ、私も何も聞かなかったわけではなく、子どもが自分からテストの感想や感触を話し始めたときは、静かに聞き役に徹していました。そして「テストできたよ!」のときは「がんばったな!」。「イマイチできなかった…」のときは「まだまだ伸びしろあるな!」と返していました。テスト直後の子どもにかける言葉は、これで十分だと思います。

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